2017年のお正月
1月3日
実家から家に彼氏と帰る。
なんでもないラーメンを食べてまったり。
今年初えっち。
その頃じーちゃんが亡くなる。
1月4日
早朝じーちゃん死去の連絡。
普通に仕事始め。でも忌引きをもらう。
仕事終わりにそっこーじーちゃんのもとへ。
間に合わなくてごめん。
昨日会いに行けば良かった。
1月5日
終日じーちゃんちへ。
母のフォローをしつつばーちゃんのケア。
叔父夫婦にムカついたりじーちゃんのことを思い出して涙ぐんだり。
姉がしゃくに障るが我慢。
1月6日
妹連れてじーちゃんちへ。
納棺。まだ身体には触れない。
夜姉と喧嘩。大人になって初めてだ。
あと1日我慢できれば良かったのに。
姉妹仲良くって言われてたのに、守れなくてごめんねじーちゃん。
でももう無理。どーでもいい。
1月7日
出棺、そして挙式、披露宴、夜は通夜。
たぶん人生で5本の指に入るくらい忙しい一日だった。
じーちゃんが、また家から離れてしまった。
挙式、披露宴はスタッフの段取りは悪いし余興は盛り上がらないし、誰も写真撮りに行かないし、料理は微妙だし、ディスプレイは倒れるし、ウェルカムボードもリングピローも全然目立たないし、まーまったくクソのような式だった。
通夜にはせっちゃんとかこーちゃんたっちゃんたちも来てくれて嬉しかった。副住職のたどたどしい語りに笑えた。
夜の祓いの席ではばーちゃんが楽しそうで良かった。こんなときしか集まれないってほんとだね。悲しいね。
1月8日
最後のお別れ。
姉の弔辞は自分の話ばかりで冷める一方だった。全く話にならない。だからいやだったんだ。
じーちゃんの周りをお花で飾ってあげる。最後の最後にじーちゃんの頭をなでる。冷たいけれど、優しくなでる。じーちゃんになでられてきたように。
ばーちゃんを支えながら焼き場へ。涙が止まらなかった。本当にさようならだね。
骨になったじーちゃんは、骨壺いーっぱいになるくらいしっかり残ってた。生まれて初めて喉仏の骨を見た。本当に仏の形をしていた。こんなにきれいに残るのは一割にも満たないという話しだった。気を使ってくれただけかもしれない、でもきっとじーちゃんはちゃんと仏様に会えたんだろうと思った。
すべてが終わった。
こんなに濃密な年始はもう早々ないだろう。
ていうかもう無いよ(笑)
疲れた。
いろんな気を使って、体も動かして。
早く休みたい。ほぐしたい。抱きしめられたいよ。